第二次世界大戦中、ドイツを支えた暗号「エニグマ」の解読に、孤独な天才数学者がどのように取り組んだのかを描いた作品です。
※Amazon Prime以外でも視聴できます。
カンバーバッチ好きの友人に勧めてもらって視聴してみました。
どこまで実話に基づいているのかは分かりませんが、国家というのは(どれだけエリートで、どれだけ頭が良くても)不完全な人間で運営されていて、人知れず声なき人達を踏み潰してしまっているんだろうな、と考えさせられました。
理系人材の発明力も感じる作品です。
以前、『イノベーションのジレンマ』のクリステンセンが日本のイノベーションが起きづらくなった理由を、日本が豊かになり、理工系科目を専攻するインセンティブがなくなった(しんどい思いをして理工系を勉強して身を立てなくてもよい世の中になった)からだ、と分析していた文章を読んだのですが、確かにエニグマ解読機は文系人間には作れませんな、、、
ラストも衝撃の展開でした。